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あっためて。

2007.11.06 *Tue
困った。
オレは心底テンパっていた。
この状況をどーすりゃいいんだ?
ベッドに潜ったオレの腕の中には、ぴたりと寄り添うアーロンがいる。
こうなることを望んでなかったと言えば大嘘になる。
年甲斐もなく心臓がバクバクいっちまって、これじゃまるでウブなガキだ。
アーロンの少し乱れた呼吸が首筋にかかる度にどうにかなりそうな所を僅かに残った理性でなんとか均衡を保っていた。
そう、いくらオレでも病人を襲うわけにはいかないという理性位は持ち合わせている。

あっためてくれ。
寝室を去ろうとしたオレの手を掴んでそう言ったアーロンに驚きを隠せなかった。
しかし据え膳食わぬはなんとやらで、動揺を見せないようになるべく軽口を装って「しょーがねえなあ」と発した声は酷く上擦っていた。
布団をめくるとアーロンは小さくぶるりと震え、オレは急いで横に滑り込み、その勢いのままアーロンの身体を引き寄せた。
少し腕に力が篭り過ぎてしまったが、いつもならすぐに小言の一つも零すアーロンは、ただ「あったかいな」と呟くように言った。
いつものつれない態度とは違うアーロンに、オレはもう頭ん中が沸騰しそうだった。

そして現在に至る。
キス位、してもいいんじゃねえか?この状況なら当然の流れだよな?
さっきからそればっかり考えてる。いや、それしか頭にない。
もう、マジで、限界。

「ア、アーロン…!」
「スー…スー…」

…病人の寝込みを襲うのは、どーなんだろう。

………………………………………
翌日
B「おや?今度はジェクトが寝込んでるのか。アーロンはもういいのかい?」
A「はい、お蔭様でもうすっかり治りました。風邪はひき始めが肝心ですから早めに対処しました」
対処=風邪は人にうつせば治る
ジェクトに風邪をうつす計算高いアーロン。モチロン甘えんぼぶりは演技。な鬼
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