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相談

2007.10.17 *Wed
「ちょっといいかい?」
そう手招きされ、ブラスカの後に着いて部屋へと入った。
部屋には机の前に椅子が一脚。それを主であるブラスカに譲ってオレはベッドに腰を掛ける。
ブラスカは向かい合う形で椅子を移動させ、浅く腰掛けるとオレの目をじっと見据えた。
「で?どーした?」
何か重大な話なのだろうと、こちらも前のめりになってその瞳を捉える。
「実はね。どうやら私はジェクトのことが好きになってしまったようなんだけど、どうすればいいと思う?」
驚いた。驚き過ぎてそのまままじまじとブラスカを見てしまう。
「…それをオレに聞くのか」
やっとの思いでそう聞いた。
だってそうだろう、どこの世界に恋の相談を本人にする奴がいるんだ?
「アーロンはこういう問題には疎いからねえ。それに、君に聞くのが1番手っ取り早いと思って」
「……」
確かにアーロンじゃ頼りになんねえだろーな。…とかいう問題じゃねえだろ。
ブラスカ自身の表情は全く変化が見られない。悪びれもせず淡々としたものだ。
これはドッキリか何か?からかわれてんのか?
「ちょっと。ちゃんと考えてくれてる?人事だと思ってない?」
「人事っつーかなんつーか…」
オレの事でもあるから人事とも言えない。
「もうちょっと親身になって考えてくれてもいいじゃないか」
状況が把握出来ずにいるオレに対し、不満そうに若干口を尖らせてみせるブラスカにますます混乱する。
正気か?というか、本気か?
訳がわからない。が、何か答えらしきものを出さないと解放してもらえそうにない。
「…とりあえず、押し倒してみりゃいーんじゃねえの」
半ば自棄になって、適当な事を言ってみる。が。
「なるほど」
言うが早いか、椅子から腰を上げたブラスカはそのまま本当にのしかかってきた。足を床に垂らしたままでベッドに押し付けられる。
ブラスカの重みが身体に掛かる。かつてないほど至近距離でみるブラスカの顔。その目が僅かに潤んでいて、ゴクリと息を飲んだ。
「ジェクト、驚くかもしれないが、君のことが好きなんだ」
…さっきから驚かされっぱなしだが、今更告白ってどーなんだよ。
唖然としながらも、身動きも出来ずに。
「君が誘ったんだよ?」
「…わーってるよ」
下りてくる唇をオレは目を閉じて受け止めた。無意識のうちにブラスカを抱き留めていたのは、オレが前からこうなることを望んでいたからだ。
にしても、なんとなく、ハメられた気分だ。調子が狂っちまう。
なんとか形勢逆転したくて、上に乗ってるブラスカとキスを交わしたままゴロリと転がり、今度はオレが上になる。
唇を離し顔を上げると、ブラスカは嬉しそうに笑った。
…全く、勝てやしねえ。

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同じ設定でJAと悩んだ。が、相談受けたアーロンが黙り込んでしまうのでJB(BJ?)に。
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